昨日のエントリー

やっぱりお蔵入り。一応ニュース記事の感想を書いておくと、なんかわかりにくい記事だ。うがった見方かもしれないけれど、高見運転士の事例を引きながら、なぜJR西日本の検査基準をはっきりと示さずに直接関係のないJR九州の検査基準など真っ先に出すのか。ちょっと流し読んだときには誤解しそうになったほどだ。

 対応に差が出たSASの検査では、血液中の酸素濃度を測る器具を使った簡易検査は、いずれも福岡市に本社のあるJR九州西日本鉄道西鉄)の2事業者が運転士全員に義務付けていた。10事業者は、医師らによる問診で、全体の約6割の23事業者は決められた設問に答えるチェックシートによる自己申告方式だった。問診やチェックシートでSASの疑いがある場合、簡易検査や専門医の診察を受けさせているという。

 福知山線の事故で死亡した運転士は2003年4月に適性検査に合格、SAS検査は自己申告で問題なしとされていた。

とあるので、JR西日本は「チェックシートによる自己申告方式だけしかしていなかった」ということになるのか。自己申告がどういうものかわからないし、その検査基準を疑うわけではないけれど。