恐い。

昨日の夕飯のメニューがなかなか思い出せなかった。あれほどおいしかったシーフードカレーの名が出てこなかった。それだけじゃない。だけど恐くて書けない。いや、考えたくない。やっぱり考えよう。恐怖に溺れるのも、恐怖にまみれるのも…なんだろう、わからない。書こうと思っているのだけれど、思いつかない。これは思い出せないというわけじゃなくて、思ったことでさえないような心の底の動きやざわめきのようなものが胸の奥を突き破って喉元にこみ上げてくるのに、それを吐き出そうとすると消えてしまう。そして忘れてしまう。そして跡にはもどかしい思いが残りながら、それすらも砂のように崩れてどこかに消えてしまう。

親父「やっぱりカレーはシーフードの方がいい」
とりあえずアップ。ああ、やっぱり明日書こう。いや、やっぱり書けないかも。何でこんなに弱気になってしまうんだろう。